そみみんのパルプンテブログ

初代おはガールが語るテレビの裏側

会話(elevator size.)

やっすいドラマの見過ぎで、一限をサボってしまったのに対し楽しそうに共犯だねって言ってエレベーターに乗り込んできた地方上がりの純粋チャンども、もとい社会の歯車以上になれない残念チャンども、無意識の漏出にご注意あれ
君たちが意識的に作り上げる自分のキャラクターなど幻想も幻想、模倣ですらない無限番煎じ。独創性の対義語に認定してしんぜよう。

 


エレベーターといえば別の日のこと。

会話にはサイズがある。そしてそのシチュエーションにあったサイズの会話をすることは必要な能力である。
遅刻して駆け込んだエレベーターで遅刻集団と一緒になった。集団の1人とは友人で(以下aとする)彼が「お前も遅延?」と聞いてきた。そして僕は普通に寝坊だったのだが、ここでぼくは電車のせいにするというキャラでいこうと思い「そう遅延。まじ最悪だわ!!」と過剰に電車をディスった。しかし遅刻集団の中で僕を知っているのはその友人a1人だけで残りはその友人の知人、つまり僕にとって他人だったわけである。
完全にやらかした。
知らない奴が突然電車を大声でディスる。発狂に同じい。そして訪れてしまった沈黙に対し僕は「まあ、普通に寝坊なんだけどね笑」っていうしょうもないフォローになってないフォローを添え、より惨憺たる結末を迎えてしまったのであった。
この謎の自虐を終えた段階でエレベーターは目的階に到着し、解散となったわけだが、サイズといいコンテンツといい客といい、完全にニーズに合わない会話をしてしまったと後悔し5時間は涙が止まらなかった。


ここでの正解はなんたっただろう。
正解を考える前にまず失敗をまとめよう。
第三者からすると意味不明なテンションを発揮したこと
せっかく話を振ってくれたのに俺のつまらん独壇場で終わらせてしまったこと、配慮不足
相手方の知人を完全に蚊帳の外にしてしまったこと
会話が盛り上がらなかったこと


それぞれ解決策を考えると
正解はまず、


何線が遅延してたの?
これだ。これで全員共通の話題フィールドに持ち込むことができる。その上で
「ああー、武蔵野線か。よく遅れるよね。俺も武蔵野線。」
a「いやお前武蔵野線じゃないやん!」
シーン。
これでは二の舞だ。
武蔵野線について熱弁するというのは?キモい。


てか最寄りどこだっけ?
これは自然だ!

 


a「新松戸」

「ああー、金澤も同じ駅じゃなかった?」
a「そうそうたまに駅ですれ違うわ」
これなら「友人のネットワークを広げることに長けている」感も出る、典型的リア充的会話に近いのでは?!

 

とりあえず盛り上がりを気にせずボトムライン的な正解はこんなところだっただろう、

 

しかし僕の目指すのは初対面の残り数人を含め笑いに包ませ、気持ちよく遅刻し教室に入っていける、そんなエレベーターサイズのトークを生み出すというところだ。


a「お前も遅延?」
「いや、寝坊。てか俺以外全員遅延?」

 

これだ。初対面の人間が多い中で先のようなボケは無謀すぎる。まず嘘のない真実と、そして全員を話題の輪に入れるきっかけ的トークを発するべきだろう。

 

みんながなんとなく頷いたり、もしくはaが、適当にまとめてくれるだろう。僕とは初対面だったけど僕の発言に反応して「俺も普通に寝坊w」なんて言ってくれる人もいるかもしれない。そしてエレベーターは少し和む。
その後が勝負である。
目的階に着く前に一発、こいつは面白いな、もっと仲良くなって見たいなと思わせる機知に富んだ言葉を言いたいのである。

 

そこでこんなのはどうか。
「寝坊が2人、遅延が3人で、フルハウスだな」

 

きまった。これはエレベーターさらなるなごみへ。
爆笑のエレベーターへさらにぶち込む。
だめ押しは
「全員男だからフラッシュもだけどな」

 

 

 

「いや待て。全員男つまり黒だとすればフルハウスの条件のうち3枚が同じ数字、というのが成り立たないではないか。」
「ということは‥この中に1人‥」
「jokerがいる」

 

 


ピンポーン、目的階につき全員冷めた目でこちらを見つつ退却‥
ちょっと1人で盛り上がりすぎてしまった。

 

 

 

話が逸れたが
フルハウスのくだりは十分及第点だろう。

 

 

 


他に、超諸刃の剣だが、寝坊の理由を面白く言う、という方式もある。
これは今まで積み上げてきた話とは真逆ではあるが、エレベーター内で和む事は諦め、ただ単にインパクトを残して帰るという手法である。
これは賭けであり、適当な事を言ってしまうと、自己中クソつまんねぇ野郎に成り下がるわけだ。
だが人間、常に先のように気が回るアピールをしていると、掴み所がなく逆に白け始める恐れもある。
ここではあえて単細胞的な自己中心的なセルフトークを繰り出す事で、「アホだけど面白い」くらいのある程度ナメられることのできる敷居の低さを醸し出せるという点において採用価値が生まれているわけだ。

 


たとえば
a「お前も遅延?」
「いや、寝坊。今日やばい夢見ちゃって。俺トイプードル飼ってるんだけどさ、そのトイプードルの子供を孕む夢見たわw」
(ちなみにこの夢を見たのは実話)


これならa「は?やばw」的アホ適当な回答を得られるだろう。誰も聞いてなくても良い、補足説明を加えていく。


「性行為したとかじゃなくて、なんか突然宿った感じで、で色んな人と相談したけど結局受け入れて、食事ちゃんと気を使ってヘルシーにしよって誓って、電車乗ってお腹さすってるところで目が覚めたw」


エレベーター到着
「こんな夢見たけど、ちなみに、今日俺誕生日」
オチ。解散。


インパクト重視、細かいことは気にしない大胆不敵な千鳥的エピソード。これでどうじゃ。