そみみんのパルプンテブログ

初代おはガールが語るテレビの裏側

四谷学院55段階昇格試験

四谷学院55段階の55段階目にいる私。平均年齢98.6歳の地下アイドル ご臨終系アイドル「パタニティマタニティ」として活動しながら最高学府目指し学業に打ち込む99歳。

しかし遂にこの度、54段階目への昇格試験を受けることになった。

昇格試験に集まったのは、地下で蠢き秘密の特訓を続けてきた猛者たち。頂点である一段階目を目指し、着実に駆け上って行く。

まず、試験会場だが、これが、渡された地図に「ここら辺」とでっかく赤丸がしてあり、各所に点在する案内人に聴き出して特定しなければならない。この時点で昇格試験は始まっていたのだ。

しかし幸い私は地下アイドルを伊達にやってないだけあって、知り合いに案内人をやっている者がおり、無事試験会場へ辿り着けた。

たどり着くやいなや、只者でない空気を放つものたちの巣窟。腕をあらぬ方向に曲げては戻す準備運動をするヒゲを貯えた老人、ハイジャンプし続ける3歳くらいの少年、ネオンの看板を自在にチカチカさせ操る魅惑の美少女。

99歳でありながら信じられぬ頭脳明晰さと驚愕の柔軟性を武器にしている私は、細胞のテロメアがなぜか再生される体質を持っており外見はまだ16歳である。

突如会場に流れるアナウンス。

「お待たせいたしました。只今より54段階昇格試験を開始します。初めのミッションはこちら。」

ざわつく場内。

「皆さんに今から各自の名前が書かれたネームプレートを配布します。また各自に標的一人をお伝えします。受験番号順に整列してください。」

骸骨でできた控え室に一人ずつ呼ばれ、案内人からネームプレートと標的を言い渡される。

会場は一気に静寂に包まれている。

「標的のネームプレートは3ポイント、それ以外は1ポイントです。6ポイント集めたら、ここスタート地点へ戻ってきてください。合格とします。」

そんな中、そそくさと情報収集を始める者もいる。

各自のプレイスタイルが試される。

そんなわけで、私は、いつものように俯瞰スタイルを貫こうとした。

しかし、中には善意に見えるがその実自分の都合でこちらを利用しようとしてくる者もいる。

五兄弟の次男、メルヘン上滑り野郎が、やたらと付きまとってくると思ったら、こちらの人間観を探ってきやがった。あえて間の抜けたやり取りを演出することでこちらを油断させ、しかししっかりこちらの脳裏にこびりついてくる高等テクニック。

なんとか相手を結果的に煙にまくことはできたが、相手が何も有益なことを喋らないあたり、気を抜けない相手だと痛感。

他、着実に信頼できる関係を構築しつつ、私は地下アイドル活動で培った演技力と精神の図太さで、アホそうな話聞いてない腐った波田陽区みたいなやつなどからキスと引き換えにネームプレートゲット。

肉体接待により楽々6ポイントをゲットした私は何事もなくスタート地点へ戻り合格。

とはいえまだ54段階目。とりあえずBLEA学園と札幌農学校で培ってきたことは無駄ではなかったと痛感。そして何より今、地下アイドルとしての活動の中で、私はBLEA学園と札幌農学校ではまだバラバラのままだったいろんな経験を、有機的に結びつけ還元し昇華できているのだと確かな自信を得た。

 

さあ、これからだっ

神はサイコロを振らない、だが、私は振るッ